ゆかりの地 木幡神社 2023年2月12日 shionoya 塩谷氏顕彰会 木幡神社は第50代桓武天皇の御代に創建された神社であり、室町時代に建てられた楼門と本殿は国の重要文化財に指定されています。かつてこの周辺を治めていた塩谷氏の氏神として祀られており …
堀江物語 『堀江物語』⑦上洛の決意 2023年2月4日 shionoya 塩谷氏顕彰会 居城の板鼻城に戻ってきた重房ではあったが、行利の話を聞いた時は、もはやこれまでとすら思ってとしまったほどに頼純の謀反を確信していたが、冷静になってよくよく考えてみ …
堀江物語 『堀江物語』⑥父の裏切り 2023年2月4日 shionoya 塩谷氏顕彰会 頼純と弥生は、居城に帰る途中、宗綱の居城である宇都宮城に立ち寄り、その北に座する二荒山神社ふたあらやまじんじゃを参拝した。 二荒山神社は、宇都宮と日光に二つ …
堀江物語 『堀江物語』⑤国司の横恋慕(よこれんぼ) 2023年2月3日 shionoya 塩谷氏顕彰会 大治2年(1127年)、朝廷は、悪化する財政と滞る徴税対策として、新たな荘園整理令を発布した。いわゆる大治の荘園整理令である。これに伴い、全国各地の朝廷の支配権を …
堀江物語 『堀江物語』④武士誕生の歴史 2023年2月2日 shionoya 塩谷氏顕彰会 平安時代は、藤原氏の時代であった。鳴くよウグイスと覚えた平安遷都に始まる時代が平安時代である。藤原氏は公家であり、平安時代は、公家の時代とも言えるわけだが、実は武 …
堀江物語 『堀江物語』③頼純の野望 2023年2月2日 shionoya 塩谷氏顕彰会 頼純の塩谷郡支配は、宗綱の助言の下に着実に進んでいた。 頼純が塩谷の地に下ってきた時、そこには、すでに山本一族という有力な支配者がいた。寛治かんじ3年(10 …
堀江物語 『堀江物語』②平穏な日々 2023年2月1日 shionoya 塩谷氏顕彰会 頼純が支配する塩谷の地は、かつては祖父の義家や曾祖父の頼義よりよしも訪れた地であった。さらに古くは、征夷大将軍である坂上田村麻呂さかのうえのたむらまろも訪れた地である。い …
堀江物語 『堀江物語』①16歳と13歳の結婚 2023年2月1日 shionoya 塩谷氏顕彰会 堀江頼純ほりえよりずみが、上野国こうづけのくに(現在の群馬県)板鼻城主 原重房はらしげふさの娘の弥生やよいと結ばれたのは保安ほうあん4年(1123年)の事だった。 …